【酢セロリまとめ】基本の作り方と期待できる効果〜ストレス対策や疲労回復、夏バテ予防に

セロリというと、体にいい野菜の代表ともいうべき存在。

その歴史は古く、古代ローマ・ギリシャ時代では薬や香料として珍重されたほか、祭事にも使用されていたそう。
セロリは淡色野菜に分類され、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれており、独特の香り成分は健康維持に役立つとされます。

それをお酢に漬けて食べるのですから、体にいいはずです。いったい、どういいのでしょうか。
酢セロリの基本の作り方、栄養成分と期待できる効果について解説いただきました。

解説:管理栄養士 早崎知代先生

目次

基本的な酢セロリの作り方

まずは、作ってみましょう。
酢セロリは、セロリと自宅にあるもので簡単に作れます。そのまま食べるのはもちろん、料理に使えます。

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●材料(作りやすい分量)
保存容器
セロリ…1〜2本
米酢…300ml
ハチミツ…大さじ2
天然塩…小さじ1/2
コンブ(5センチ角)…1枚

●作り方
①セロリは硬い部分を除き、筋を取り除いておく。コンブは固く絞った布で汚れを除く。保存容器を煮沸消毒し、よく乾かしておく。
②米酢・天然塩・ハチミツを合わせて、塩が溶けるまでよく撹拌する。
③セロリの茎の部分は、食べやすい太さのスティック状に切る。葉の部分は食べやすい大きさに切る。
④保存容器にセロリとコンブを入れ、を注ぎ入れて蓋をする。冷蔵庫に入れて、2時間後から食べられる。冷蔵保存で、1週間程度を目安に食べ切る。

編集部員が個人的に作ってみました(ニンジンと黒コショウもプラス)

漬け込む時間が短いと浅漬け風になり、時間が長いほど味が染み込んで、濃くなっていきます。

セロリに多い栄養と期待できる効果①(香り成分編)

セロリの特徴というと、独特の香り。
あの香りは、実は複数の香り成分がブレンドされています。

①アピゲニンは、精神の安定やストレス対策に
まず、セロリの香り成分としては「アピゲニン」が挙げられます。
アピゲニンは抗酸化作用や鎮静作用があるとされ、精神の安定やストレスの緩和に役立つ働きがあるといわれています。
また、食欲増進にも役立つといわれています。

②ピラジンは血管を緩ませる働きがある
セロリのもう一つの香り成分というと、「ピラジン」。
ピラジンは血流改善作用があるとされ、健康維持のためにとっていただきたい成分です。

これらのセロリの香り成分は、茎だけでなく葉にも多く含まれるので、葉も捨てずに酢セロリにして食べましょう。

セロリに多い栄養と期待できる効果②(ビタミンミネラル編)

セロリは、香り成分以外にも健康維持に役立つ成分が豊富。
順に説明していきましょう。

①カリウムはむくみ対策や血圧対策に
セロリにはカリウムが多く、その量は、同じく多いといわれるスイカの約4倍、レタスの約2倍も含まれています。カリウムには、腎臓でナトリウムの再吸収を抑えて尿中にする働きがあるため、高血圧を気にする人にはぜひ積極的にとるべき栄養です。
また、むくみ対策にも役立つので、気にしている方はおすすめです。

②βカロテンで老化を遅くしよう
βカロテンは、体内に入るとビタミンAに変換されて作用し、さまざまな病気や老化の原因になる活性酸素(攻撃力の強い酸素)の消去に役立つとされます。
特に、老化を少しでも遅くしたい方は、ぜひ積極的にとりましょう。

③ビタミンB群でダイエット、疲れ予防
代謝(体内で行われる化学反応)にかかわる栄養素で、体内で不足するとせっかくとった栄養がうまくエネルギーに変換されません。
つまりは、疲れやすい体になったりします。だるさはもちろん、夏バテしやすい人には必要な栄養です。

④ビタミンACE(エース)も含まれ、老化を予防
ビタミンのエースとも呼ばれる3つ、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEも含まれています。働きは多岐にわたりますが、抗酸化力の強さから老化予防や美白などにも(ビタミンCはシミ予防にも)役立つといわれます。

⑤食物繊維で便秘対策
セロリは、食物繊維もたっぷり。食物繊維というと、整腸作用が大きいとされるので、便秘で悩む人にはおすすめです。
便通が改善することで、お肌がキレイになったりする働きも期待できるはずです。

お酢+セロリ。美味しいからたっぷり食べられる

いかがでしょうか。

上記で述べたセロリの栄養成分や期待できる効果は、お酢に漬けることで増えるわけではありません。でも、水溶性の栄養素も多いため漬けた酢も残さずとると、より効果的に栄養補給ができます。

お酢に漬ける一番の効果は、セロリの香りがより爽やかになって、セロリが嫌いな人にとっても食べやすくなるし、セロリが好きな人にとっては、より美味しさが増すということ。
セロリがたっぷり食べられて、栄養成分が体に補給できるはずです。

酢セロリはそのまま食べてもいいし、たくさんの料理にアレンジできます。
ぜひみなさんも早速、手作りして食べてみませんか?

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この記事は、医療や健康についての知識を得るためのもので、特定の見解を無理に推奨したり、物品や成分の効果効能を保証したりするものではありません。

写真/©カラダネ

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